
シリーズ第5回は「CSS」です。前回作ったHTMLの骨組みに、色・文字・余白といった見た目を与えます。
この記事の目次
CSSとは
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで作った要素の見た目を指定する言語です。HTMLが「骨組み」なら、CSSは「服装や内装」にあたります。
HTMLに読み込む
my-site フォルダに style.css を作り、HTMLの <head> 内に次の1行を追加します。
<link rel="stylesheet" href="style.css">
CSSの書き方
h1 {
color: #2b6cb0;
font-size: 32px;
}
「セレクタ(どの要素か)」「プロパティ(何を)」「値(どうする)」の3つで1セットです。上の例は「h1の文字色を青、大きさを32pxにする」という意味になります。
まず覚えたい基本プロパティ
| プロパティ | 役割 |
|---|---|
| color | 文字色 |
| background-color | 背景色 |
| font-size / line-height | 文字の大きさ / 行間 |
| margin | 要素の外側の余白 |
| padding | 要素の内側の余白 |
| border | 枠線 |
ボックスモデルを理解する
HTMLの要素はすべて四角い箱として扱われ、内側から「中身(content)→ padding → border → margin」の順に重なっています。余白の調整がうまくいかないときは、この4層のどこの話かを考えると整理できます。
色の指定について
#2b6cb0 は、「16進数カラーコード」と呼ばれる色の表し方です。赤・緑・青の強さを2桁ずつで表しています。色名(blue など)でも指定できます。
CSSのコメント
/* ここはメモ */ のように書くと、表示には影響しないメモを残せます。
書く順番のルール
同じ要素に同じプロパティを複数書いた場合は、基本的に後に書いたものが優先されます(これが “Cascading” の由来のひとつです)。
幅の計算がずれるときは box-sizing
幅(width)に padding や border を足すと、見た目の幅が広がってしまいます。次の1つを最初に書いておくと、幅の計算が直感どおりになります。
* {
box-sizing: border-box;
}
クラスで部分ごとに指定する
<p class="lead">大事な文章</p>
.lead {
font-size: 18px;
line-height: 1.8;
padding: 16px;
background-color: #f5f5f5;
}
特定の要素だけ変えたいときは、HTMLに class を付けて、CSSでは「.クラス名」で指定します。ID(#名前)という指定方法もありますが、基本はクラスを使うと扱いやすくなります。
検証ツールを活用しよう
Chromeでページ上を右クリックして「検証」を選ぶか、F12キー(Macは Cmd+Option+I)を押すと、CSSをその場で書き換えて見た目を試せます。失敗しても元に戻せるので、実験場として使ってみてください。
まとめと次回予告
CSSで文字色・余白・背景を整えられるようになりました。次回は、要素を横に並べるレイアウトと、スマホ対応の「レスポンシブデザイン」に挑戦します。
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