「購入フォーム」「会員登録フォーム」「お問い合わせフォーム」など様々なフォームが世の中に存在するが、その大半は駄目なフォームである。
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ショッピングサイトで商品購入する時や会員登録する時などにフォームにあれこれ入力しますが一度はこう思ったことがあるかと思います。
「入力するのが面倒くさい!」と。
世の中の大半のサイトのフォームには何故か必須”以外”の項目が並んでいるのです。入力必須でなければ載せなければ良いんですよね。しかしそれを”なんとなく”載せてしまっている制作者が非常に多いのです。
そして制作者はこう言い訳をするでしょう。
「だって、必要かも知れないでしょ?」と。
制作・運営側からしたらより詳細な情報が得られれば、今後のサービス展開に活用できますから色んな項目を載せたくなるのは分かります。しかし、よく考えてみてください・・・。
フォームの目的を把握しよう
せっかくユーザーが興味を持ってくれたのに途中で面倒になってサイトから離脱してしまったら全ては水の泡なんですよ。
フォームの目的が商品購入だったり会員登録であるなら、それ以外の情報は捨てるべきです。ツァイガルニク効果といって人は余計な情報があると物事に集中できなくなり、その結果コンバージョンの低下につながってしまうのです。そうならない為にもフォームの目的が何なのかきちんと把握することが大切です。
情報収集は目的達成の後で!
しかし、それでも様々な情報を収集したいことも当然あるわけです。そんな場合はどうすれば良いか?
答えは簡単です。ユーザーが目標を達成してから情報収集すればいいのです。
具体的にはショッピングサイトなら購入が確定した後、会員登録なら登録が完了した後です。「商品を購入しました」「会員登録が完了しました」のメッセージと合わせて追加の入力フォームをユーザーに提示すれば良いのです。こうすれば離脱のリスク無く情報を収集することができるわけです。
ユーザー側、運営側双方にメリットがある手法なので是非試してみてください。
コンバージョンを上げるには他にも様々な心理テクニックが活用できます。Webに特化した心理テクニックを学びたければ以下の書籍がお勧めです。
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