韓国サムスンと言えばテレビやスマートフォンなどの家電で世界シェア1位の大企業です。Galaxyシリーズで有名ですよね。
しかし、日本ではいまいち人気が出ず伸び悩んでいるんですよね。以前はサムスン製のテレビが日本でも販売されていましたが今では見る影もありません。
サムスンGalaxyが日本で売れない理由
Galaxyが売れない理由、世間では嫌韓ブームが原因かのように言われていますが、そうではありません。親日台湾企業ASUSのスマホも売れていませんからね。そして、国産スマホも売れずNECやパナソニックは撤退しました。日本ではiPhone一強状態なんです。
しかし、iPhone一強でもiPhoneが特別優れていると言うわけではないんですよね。確かにiPhone4ぐらいまではダントツでしたが、今はもう他のスマホと変わりません。
では、なぜiPhone以外が売れないのか?という話になるわけですが、答えは簡単で「ネームバリュー」の有無なんです。日本では「スマホといえばiPhone」という考えが浸透しているので、強いこだわりが無ければiPhoneを選んでしまうんですよね。
国産スマホならまだしも、サムスンやASUSがどの国の企業かなんて大半の一般人は知りません。いくら性能が良くても知らないものを購入するのは抵抗があるわけです。だから、サムスンもASUSも日本では売れないんです。
サムスンが日本で成功するには『実績』を知ってもらうことが重要
サムスンが韓国企業だと知っていても世界一の家電メーカーだとは知らない人がほとんどです。我々が使っているスマホやパソコン、ゲーム機に搭載されているCPU、メモリ(RAM)がサムスン製だということを知っている人はもっと少ないでしょう。でも事実です。ほとんどの日本国民がサムスン製品を使っているんですよね。
でも、サムスンは日本では主張が弱いんですよね。韓国企業であることを隠そうとします。例えば、サムスン製スマホGalaxy S6には「サムスン」のロゴが表記されていません。
しかし、韓国製だからと言って不買する人の数なんてたかが知れているわけです。そんな人達のことを気にして韓国製であること隠す必要はないんですよね。
国民が知りたいのは「信頼できるかどうか」です。サムスンが世界一のシェア誇る企業であることや、ほとんどのスマホやパソコン、ゲーム機にはサムスン製パーツが使われている事実を正直にアピールすることが重要です。
人は実績やブランドに弱い生き物なので、輝かしい実績をオープンにすれば不安は軽減され信頼性が生まれます。例えば白物家電では中国企業ハイアールが世界シェアトップですが、ハイアールが実績の無い企業だったら絶対買いません。でも、世界1位なら「それなりに信用できるだろう」と購入を検討するわけです。
おわりに
ちなみに私、昨日 Galaxy S6 をネット注文したんですよね。Galaxy Note 2からの乗り換えです。その前はSonyのXperia arcでした。
Xperia arcから乗り換えるときは「正直スマホなんてどれも同じ」ぐらいにしか考えてなかったんですよね。Galaxy Note 2を選んだのはたまたまなんです(ペンとかマルチウインドウとかはちょっと気になりましたが)。
しかし、あまりの性能・品質の高さに、良い意味で期待を裏切られたんですよね。それで今回もGalaxyを選びました。ちなみに、私は韓流好きですが韓国製という理由で買ったわけじゃないですよ。いくら韓国好きでも低品質だったら10万円も払いたくないですからね。
使って初めて良さが分かるのがサムスン製品だと思います。もし、偏見が邪魔しているなら店頭で触ってみてください。品質の高さに驚くはずです。
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