最近Googleアドセンスに『自動広告』という新機能が追加されたことを知っていますか?
私は「ふーん…」ぐらいにしか思わなくて、しらばく手を付けずにいたのですが、先日何となく設定してみたら驚きの効果が!!
サイト、ブログの内容にもよりますが、既にアドセンスで収益を得ているサイトであるなら試す価値ありですよ。
今回はGoogleアドセンスの『自動広告』の特徴やメリット、デメリット、オススメの設定などを紹介しようと思います。
この記事の目次
『自動広告』を設定したらアドセンス収益が40%も増加!!
最初にこれを言っておきます。これが最大のメリットです。
自動広告を設定しただけでアドセンス収益が40%増えました。
紛れもない事実です。嘘も誇張もありません。
サイトの収入源の大部分がアドセンスである場合は、自動広告を設定しただけでこれだけの収益増が見込める可能性があります。騙されたと思ってまずは試してみてください。
既に設置済みのアドセンス広告(手動広告)は活かされる
ほとんどの人が手動でアドセンス広告を設置済みかと思います。
「自動広告を有効にしたら既に設置済みの広告(手動広告)はどうなるの?」と思う事でしょう。
でも安心してください。継続して表示されます。
以前まではアドセンス広告はページ内に3つまでしか設置できませんでしたが、実は2016年8月から上限数が撤廃された為、手動広告を3つ設置済みでも、自動広告によってさらに多くの広告が表示出来るのです。
自動広告の特徴・メリットは『一度設定すれば自動で更新される』ということ
自動広告はその名の通り『自動で広告を貼る』機能なんですよね。最初にタグを埋め込むだけであとはGoogleが自動的に更新してくれます。
例えば、従来なら違うフォーマットの広告を貼りたい場合はコードを差し替える必要がありましたが、その必要もありません。Googleが場に適した広告を選び自動で配置してくれるのです。
デメリットは大きく分けて2つ
もちろんデメリットもあります。
自動広告を導入することで起きるデメリットは大きく分けて2つ。
1つはユーザビリティの悪化です。広告が増える事になるので必然的に使いづらいサイトになる可能性があります。また、予期せぬ場所に広告が表示されレイアウトが崩れてしまう可能性もあります。
もう1つは逆に収益が減ってしまう可能性。AmazonアソシエイトやA8netなどASPのアフィリエイト広告を設置している場合は、アドセンス広告にアクセスが流れてしまう可能性があるんですよね。特に報酬単価が高い案件を扱っている場合は要注意です。
超簡単!自動広告の設定手順
自動広告の設定手順はとても簡単です。
1. まず、メニューから【広告の設定】→【コンテンツ】→【自動広告】を選びページを開きます。
2. 【自動広告を設定】(赤枠部分)をクリックしポップアップウインドウを表示させ、コードをコピーしてhead要素内に貼り付けます。
貼り付けるコードは同じアカウントで管理しているサイトであれば共通です。
3. ペンアイコン(赤枠部分)をクリックします。
サイト、ディレクトリ、ページ毎に設定を変えたい場合は【新しいURLグループ】ボタンから行えます。
4. 一覧の中から有効にしたい自動広告にチェックを入れ、保存して完了です。
既に手動広告を設置済みなら、【記事内広告】にだけチェックを入れれば十分です。
有効にすべき項目はどれ?オススメの設定を紹介
自動広告にはいくつかの種類があります。
- テキスト広告とディスプレイ広告
あちこちで見かける最もポピュラーな広告。手動広告は一般的にこれ。 - インフィード広告
ブログの記事リストや商品リストに挿入される広告 - 記事内広告
記事本文の段落間に配置される広告 - 関連コンテンツ
自サイトの中から関連性の高いコンテンツを表示。広告も表示される(PV数が一定以上で設定出来るようになる?) - アンカー広告
スマホの画面下に追従するタイプの広告 - モバイル全画面広告
ページを移動する際に全画面に表示される広告
執筆時点ではこの6種類、フォーマットは今後増えていくようです。
この中でのオススメは『テキスト広告とディスプレイ広告』と『記事内広告』です。
収益性が最も高い『テキスト広告とディスプレイ広告』
『テキスト広告とディスプレイ広告』は手動で設置しているなら不要ですが、設置していないなら一番大きな収益が見込めます。ただ、思いもよらぬところに配置されてしまう事もあるので手動で配置する事をお勧めします。
利便性と収益性の両面を兼ね揃えた『記事内広告』
『記事内広告』は個人的に最もオススメです。これによってアドセンス収益が40%増えました。記事内広告は手動で設置していくのは大変なので、自動化の恩恵が最もあると感じました。
その他の広告は適材適所で
私のサイトの場合、この2つ以外の広告からの収益はほとんど発生しなかったので無効にしています。
おそらく相性が悪かったのだと思いますね。おそらく、回遊率が高いページであれば『インフィード広告』や『関連コンテンツ』の収益性は飛躍的にアップすると考えられます。
『アンカー広告』や『モバイル全画面広告』はサイトのユーザビリティに影響しますし、その割には収益性も高くなかったのでいらないと思いました。
まとめ
以上、『自動広告』の特徴、メリット・デメリット、設定方法などの紹介でした。
自動広告によって収益がマイナスなる事もあるので、『経過観察』を忘れないようにしましょう。
コメント