「アフィリエイトを取り組んで数か月経つもなかなかアクセスが伸びない・・・」または「アクセスは増えたけど全く成果が発生しない・・・」という人は非常に多いと思います。実際、私自身もそういう時期を経験しました。日々頑張ってブログ書いてるのに1か月の報酬が数千円程度だったんですよね。
しかし、考え方を変えたことで成果報酬を大きく増やすことに成功しました。上級アフィリエイターのようにはいきませんが、月10万円程度はコンスタントに稼ぎ続けています。ざっと以前の20倍以上になりますね。
小遣いにもならなかった数千円程度のアフィリエイト報酬をどうやって10万円にまで増やしたのか? 簡単なことです。記事のタイトルでネタバレしていますが『誰の役に立つか』を意識することで成果は大きく変わってきます。
この記事の目次
『人の役に立つ』ことは利益を生み出す
まず、大前提を言うと『人の役に立つことにはニーズ(需要)がある』ということなんですよね。
例えば、
- コンビニ
- スーパー
- レストラン
- 銀行
- 郵便局
- 駅
- 空港
- 役所
のような商業施設や公共施設、またこの他にも
- 自動車
- バイク
- 食料品
- 衣服
- 玩具
など商品にはニーズがあります。いずれも誰かの役に立っているわけです。そして、ニーズのあるものは利益を生み出すことが上の例を見れば分かるかと思います。
この法則はウェブサイトやブログでも成立します。役に立つウェブサイトやブログにはニーズがあり人が集まります。集客に成功すればおのずとアフィリエイト成果報酬も増えていきますよね。
”誰”の役に立つかを意識することはアフィリエイトで稼ぐ為には最も重要なこと
ただ闇雲に『人の役に立つ』サイトやブログを作っても失敗に終わる可能性が高いです。重要なのは『誰』の役に立つか、つまりターゲットを明確にすることなんです。
例えば求人系アフィリエイトで稼ぐ場合、基本となるターゲット(キーワード)は『学生 アルバイト』になりますが、これでは明確さが足りていません。成果を出すなら次のようにすべきです。
『学生 アルバイト 渋谷区 飲食』
これなら十分ターゲットが明確なったと言えるでしょう。ターゲットを明確するということはユーザー層を絞り込むということですからアクセス数は減少するかも知れません。しかし、訪問者の質が高まるのは間違いありません。
検索キーワード次第で成果の出やすさは大きく変わる
『学生 アルバイト』で検索する人と『学生 アルバイト 渋谷区 飲食』で検索する人の心理状況の違いを考えてみましょう。
『学生 アルバイト』で検索する人は働く場所も業種もまだ決まっていない人であると推測できますよね。「まだ決まっていない」ということは決定を先延ばしする可能性が高いです。つまりアフィリエイトの成果に結び付きにくいということです。
逆に、『学生 アルバイト 渋谷区 飲食』で検索する人は場所も業種も既に決まっていると考えることが出来ます。あと一押しするだけで成果に繋がるような状態です。
前者と後者はそれぞれメリット・デメリットがあります。前者は広い層を対象にしてる為上手くいけば膨大なアクセスを期待でき、後者はピンポイントでターゲット絞り込むのでアクセス数は少なくても成約率は高くなります。
基本的には後者を狙うべきです。検索キーワードが詳細になるほど検索上位表示が容易になり(SEOに優れている)、それでいて成約率も高いからです。初心者アフィリエイターはこういった所から小さく手堅く稼ぎスキルアップしていきましょう。
なお、求人アフィリエイトを例に出しましたが超激戦区なので手を出さないほうが無難です。ラーメン激戦区でまともに料理も出来ない素人が店を出すようなものですからね。
検索キーワード選定の考え方を深く学びたいなら中村貞文さんの『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』と『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の広告主が書けない検索キーワード発想法』がオススメです。堅苦しくなくサクッと気軽に読める良い書籍ですよ。
見込み客をサイトに誘導したら文章術で心理誘導し成約率をアップさせよう
有効な検索キーワードでウェブサイトやブログに誘導しただけで終わりではありません。もちろん有効な検索キーワードで訪問したユーザーはそれだけで成約率が高いのですが、文章の組み立て方次第では成約率を大幅に向上させることも可能です。このような成約率をアップさせる文章をセールスコピーと言い、それを書く技術をセールス(コピー)ライティングと言います。
セールスコピーの根底にあるのは心理学です。文章の力で人間心理を巧みに操ることで購買意欲を掻き立てます。
メンタリストDaigoを知っていますか?
メンタリストDaigoの現在&「言葉で人を操る」は本当なのかを解明
彼はメンタリズムという心理学とトリックを組み合わせた風変りのマジックで一躍時の人となりました。彼はマジックだけではなく心理学を活用した様々な書籍も手掛けてもいます。さらには企業コンサルタントとしても優秀でオファーが絶えないようです。心理学を極めた彼にとっては顧客心理が手に取るように分かるわけですから、経営に行き詰った企業のお偉いさんは彼のアドバイスが喉から手が出るくらい欲しいのです。
つまり、心理学は利益に直結すると言っても過言ではないということです。
営業成績の良いセールスマンと悪いセールスマンがいますよね。同じ商品を売ってるはずなのに何故このような違いが生まれるのか?それは、営業成績の良いセールスマンはセールステクニック=心理学を極めているから飛ぶように商品を売ることが出来るんです。
セールスコピーで使える効果的な心理技術についてまとめられた私のお気に入りの書籍に「現代広告の心理技術101」というものがあります。3,700円もするなかなか高価な書籍なんですが、様々な書籍で説明されている数々の心理テクニックがこの1冊に集約されています。費用対効果を考えれば1万円で販売されていても納得出来る内容です。『稼ぐことに特化した心理技術・文章術』を身に付けたい人には本当オススメの一冊ですよ。
また、セールスコピーにはこういった心理技術の他にも、定石とされる法則があって、その定石に則って文章を書くだけで、それなりに売れるセールスコピーが完成します。いわば、『セールスコピーのイロハ』ですね。
『セールスコピーのイロハ』を学ぶなら「ウェブセールスセールスライティング習得ハンドブック」がオススメです。
おわりに
これまで私は、誰の役にも立たない記事ばかりを書いたり、ターゲットが不明確だったことが原因でアフィリエイトの成果が出なかったんですよね。
当ブログで大きな成果を出している記事がいくつか存在するんですが、改めて見てみるとそれらの記事は『誰の役に立つか』が明確になっているんですよね。逆に書いた当初は力作と思っていても時間をおいて見返すと『一体誰の役に立っているんだ・・』というものも多く存在し、大概そういう記事は成果を出すことはありません。
大切なのは絶えず『誰の役に立つか』を意識することと、購買意欲を掻き立てる文章(セールスコピー)を組み立てることです。小手先のテクニックを学ぶより全然効果がありますよ。
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