DMの開封率をほぼ100%に上げたければ『無地の封筒』に入れるべき理由

ネットによる宣伝が主流となった今でもDM(ダイレクトメール)のポスティングは盛んに行われています。

DMを支持する人が多いのは、直接自宅のポストに届くので見てもらえる可能性が高いからです。印刷・配送料が掛かってもやる価値があることだから皆やっているわけです。

しかし、DMの9割以上は読まれないどころか、ほとんど視界にすら入らず捨てられているのが現状なんですよね。

実際私は、重要書類もしくはガス・電気・水道料金の明細以外は1秒も見ることなくゴミ箱に捨てます。見るからに「これはDMですよ」的なデザインがあれば、たとえ視界の外でも反射的に捨ててしまいます(そのおかげでたまに郵便不在通知まで一緒に捨てちゃったりするのですが・・・)。

つまり、反応率を上げたいのであれば瞬時にDMだと分かる見た目にしてはいけないのです。

DMは無地の封筒に入れると反応率が上がる

先ほども言ったように、9割以上のDMは読まれないどころか、醸し出す雰囲気だけで不要だと判断され捨てられます。

だったらそれを逆手にとって、無地の封筒に入れてしまえば良いと思いませんか? 無地の封筒であれば普通は個人的な手紙だと思い、100%開封します。

セールスレターの内容も個人に宛てた手紙の様に書く

せっかく開封されても、「いかにも」な内容だったら、やはり読まれることは無いでしょう。

セールスレターの内容も個人に宛てた手紙の様なものであったほうが読まれる可能性は高いです。

売り込み臭さは極力消しましょう。その方が反応率は上がります。

ブランディング重視ならこの限りでは無い

もちろん例外もあります。

例えばDMの送り先があなたの商品・サービスのファンである場合です。この場合はあなたからのDMだと瞬時に分かるデザインのほうが貰った側は嬉しいはずです。期待も膨らむことでしょう。

読まれなければ意味が無い!きちんとテストしよう

どんなにDMに書かれたオファーの内容が魅力的だとしても、開封する気にも、読む気にもならなければ全く意味が無いんですよね。

DMは電子メールとは違い、印刷・配達コストがかかります。つまり、失敗出来ないんですよね。だからテストをすることが重要になります。

まずは、同僚や友人、知人にDMを送ると良いと思います。何故なら、受け取った率直な感想を聞けるからです。開封すらせず捨てたなら封入の時点でアウト、開封したけど読まずに捨てたならセールスレターの内容がアウトということになりますよね。

そしたら次は、一般人200人程度を対象に小規模なABテストを行い、結果の良い方をベースにして、さらに範囲を広げテストを行っていきます。500人、1,000人、3,000人・・・というように、ひたすらテストを続け利益を最大化していきましょう。

まとめ

それではまとめます。

  • DMの9割以上は開封すらされず捨てられている
  • 無地の封筒を使えば個人的な手紙だと思い開封してもらえる
  • 読まれる為には文章の内容からも売り込み臭さを無くす
  • ファン向けのDMであれば独自デザインもOK
  • テストを繰り返し利益を最大化する

いかがでしたでしょうか?

9割以上のDMが開封すらされず捨てられているということは、これらの事が全く出来ていない人がそれだけいるということなんですよね。

非常に勿体ないので、ぜひ改善してみてくださいね。

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