最近、再びテレビに出演する機会が多くなってきたメンタリストDaigoさん。彼のパフォーマンスには毎回驚かされますよね。
彼のパフォーマンスが一般的なマジシャンと異なるのは「行動心理学」を巧みに利用していることなんですよね。
一般的なマジシャンは手先の器用さが重視されているのに対し、メンタリストDaigoさんは相手の微妙な表情や筋肉の動きから情報を読み取るリーディング能力や、行動心理学を利用し言葉を巧みに操り行動を誘導するといった能力に長けているのが特徴です。
おそらく練習方法も異なるでしょう。
一般的にマジシャンはとにかく体を動かし技術を体得するのに対し、メンタリストDaigoさんは読書によって膨大な知識を詰め込むことで技術を習得します。
そう、メンタリストDaigoさんはメチャクチャ膨大な量の本を読むんですよね。その数なんと1日10冊~20冊。月額費用だと100万円相当になります。
私のような凡人には考えられない読書量ですが、これが彼の並外れた観察力に結びついているのだと思います。
読書量はその人の能力を大きく左右する
これは私が愛読している寺本隆裕氏の著書「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」の冒頭に書かれていることなのですが、アウトプットをするにはその何倍ものインプットが必要なんですよね。
例えば、苦手な人も多かったであろう読書感想文。
2,000文字の読書感想文を書く(アウトプット)為には、何万文字もの文章を読む(インプット)必要があるんですよね。そうしないとまともなアウトプットは出来ません。
つまり、メンタリストDaigoさんの特筆すべき能力は、常人離れしたインプットによって成り立っていると考えられるわけです。
メンタリストDaigoさんの他にも有能な人は読書家が多いです。例えば、上で紹介した寺本氏も毎日数冊の本を読むそうです。
他にもホリエモンこと堀江貴文氏も獄中で1000冊もの本を読んだそうです。1日2冊くらいのペースですが、自由時間は1日4時間しかありませんから、その限られた時間でこれだけの量を読むのはスゴイですよね(その自由時間も読書ばかりというわけにもいきませんしね)。
アウトプットするのは実は結構難しい
特別有能な人でなくても読書家は結構多いと思うんですが、そこで学んだことを実際にアウトプット出来てる人ってあまりいないと思うんですよね。
私もここ数年になってから空き時間を見つけては積極的に書籍を読むようにしているんですが、なかなか実践(アウトプット)する機会が持てなかったり、理解が不十分で活用できなかったりとそんなことが多いんです。
そんなことを言いつつも私は少しずつ実践するようにはしているのですが、多くの人は実践することもなくインプットしっぱなしという人が結構多いようです。いわゆるノウハウコレクターになってしまっている人。
知識を吸収すること自体が目的であれば全然有意義な事ですが、そうでなければ学んだことが無駄になってしまうわけです。
インプットしたことを無駄なく効率的にアウトプットする方法
これも上で紹介した寺本氏から学んだことですが、効率的にアウトプットするには次の方法がオススメだそうです。
- 目的を持って本を読む
- 目的達成に必要な部分だけを読む
- 読み終える前に段階的にアウトプットする
つまり、いっぺんにインプットしない事が重要なんです。いっぺんに詰め込んでも、その全てをいきなりアウトプットするなんて無理ですからね。
必要な情報をインプットし、こまめにアウトプットする。
それが習得への近道だと言われています。また、効率的な習得にはインプットから48時間以内にアウトプットするのが最適とも言われています。
読書嫌いでも興味のある分野の本は面白い!
実は私は社会人になるまで漫画や週刊誌以外の書籍を自主的に読んだことが無かったんですよね。それこそ読書感想文の時だけ読むぐらいです。
読まなかった理由は単純に楽しくなかったから。
しかし、社会人になってから興味のある専門分野の書籍を読むようになってから、これまでの事が嘘のように楽しく感じるようになったんですよね。それはやはり興味があることだからでしょう。
興味のある分野についてより深く知れることは、ほとんどの人にとって楽しいことだと思うんですよね。私は20歳過ぎるまで本を読まなかったので、読むこと自体には苦戦するのですが、楽しいから読み続けられます。
読書は自分を成長させるためには欠かせないツールです。そして、楽しい娯楽でもあります。特にこれまで読書をしてこなかった人は興味のあるジャンルと手に取ってみてください。きっと新しい発見があると思いますよ。
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