サイト公開する際、www や https の表記を統一する機会は多いかと思います。
ある条件下でハマって苦労したことがあったのでシェアしたいと思います。
この記事の目次
WordPressと通常ページが混在するサイトでは設定やhtaccessの記述に注意
3つのケースを紹介します。
ケース1:Wordpressを利用しないサイトの場合の設定
1つ目のケースはWordpressを利用しない昔ながらのサイトの場合です。
.htaccessファイルに以下の記述をすることでwww無し、httpsに統一が出来ます。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteBase / # httpからの通信を、httpsにリダイレクト(www有り無し) RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L] # httpsからの通信でwww有りの場合、www無しにリダイレクト RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.example\.com$ RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L] </IfModule>
また、以下の記述でwww有りに統一が出来ます。
<IfModule mod_rewrite.c> # httpsからの通信でwww無しの場合、www有りにリダイレクト RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example\.com$ RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L] </IfModule>
この記述については以下のサイトを参考にさせていただきました。
https://knowledge.cpi.ad.jp/howto-cpi/242/
ケース2:Wordpressサイトの場合の設定
WordPressサイトの場合は.htaccessは使用しません。Wordpressの管理画面内で設定が完結します。
wwwの表記は管理画面メニューの【設定】→【一般】を開き、『WordPress アドレス (URL)』と『サイトアドレス (URL)』の内容を任意の内容に書き換えるだけです。
httpsに統一する場合は『Really Simple SSL』という無料プラグインを入れて有効化するだけで完了します。
ケース3:Wordpressと通常ページが混在する際との場合の設定
個人的にハマったのが3つ目のケースで、サイト内にWordpressページと通常ページが混在する場合です。
結論から言うと、ケース1とケース2の両方を設定すればOKです。
ハマってしまった理由は、ケース1の.htaccessの設定だけやればサイト全体に適用されると思い込んでいたんですよね。その結果、Wordpressで作ったTOPページはリダイレクトループに陥りました…(´Д⊂ヽ
つまり、.htaccessでwww有りに設定した場合は、Wordpressの管理画面でもwww有りに統一するということです。2つの設定が食い違うと誤作動が起きてしまうという事でした。
まとめ
というわけで、wwwやhttpsの表記する際の注意点でした。
個人的なメモ代わりで書いたのでザックリとした内容ですがご了承ください🙏
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