【数字のトリック】月収1,000万円の実績を公開しているアフィリエイター、情報商材販売者の真相

よく高額な商材を売るアフィリエイターやそういう商材の販売者がこんなことを言います。

私は月収1,000万円を稼ぎました。
あなたも私のようになりたくないですか?

この言葉を嘘だと思う人、間に受けて高額商品を購入してしまう人など、いくつのパターンがあるかと思います。

こういった実績は誰もが最初は疑うものですが、嘘ではないケースは結構多いんです。

しかし、トリックがあるんですよね。

月収1,000万円のトリックとは?

月収1,000万円なんて一般的には非現実的な数字と思うのが普通です、その10分の1でも極限られた人だけが稼げる金額ですよね。

ところが、月1,000万円の入金されたという事実を作ることは簡単で誰でも出来るんです。

月1,000万円入金の実績作りのカギとなるのが広告です。

広告を出して商品を売るこれだけです。

もうお分かり頂けたのではないでしょうか?

そう、広告費を費やした分だけ商品は売れます

広告費に1万円しか費やさなければ商品は1万円前後しか売れません。逆に広告費に1,000万円費やせば商品は1,000万円前後売れます。もちろん、商品の売り方が下手だと広告費が売り上げ金額を上回り赤字になりますし、売り方が上手ければ黒字になります。

ただ一つ言えることは、輝かしい実績をアピールしているアフィリエイターや情報商材販売者のほとんどが、その実績よりもはるかに少ない利益しか出していないということなんです。

もちろん、広告を出さずにそのぐらいの金額を稼ぐスゴイ人もいます。例えば、SEOで集客したり、直にクライアントと契約し高額の報酬を得る方法があります。一応私も、広告を一切出さずにSEOだけで月10~30万円の純利益をアフィリエイトで得ています。

高額な広告費を出してまで売る3つの理由

SEOやクライアントと契約すれば稼げるのに、一歩間違えば破産しかねない高額な出資をするのか?

その理由は3つあります。

1. SEOやクライアント直接契約は技術的ハードルが高いから

まず1つは、SEOで集客したり、クライアントと直接契約するのはかなりハードルが高いからです。

SEOは経験を積まなければまともにアクセスも集まらないので商品を売ることが出来ません。

クライアントとの直接契約も実力・実績無くしては契約に至りません。

金銭を失うリスクが無い分、ハードルが高いのです。

2. 実績作り目的

利益がゼロ、もしくは赤字であっても、月1,000万円売ったという実績が作れば、大きなセールスポイントとなります。

つまり、今後の為の先行投資ということです。

ただ、情報商材業界では価値の無い物を売って実績を作るような業者が多いんですよね。きちんと価値のある物を売ってこそ実績と言えるのではないでしょうか。

3. 顧客の効率的な獲得の為

これが一番の目的かも知れません。

多大な広告費を出して、ほとんど儲けにならなくても、たとえ赤字になっても、商品が売れれば顧客獲得となります。

顧客を獲得すれば住所やメールアドレスなどの情報が分かるので、以降は高い広告費を出すことなく直接顧客にアプローチすることが出来るんですよね。リピーターになってくれれば最初は赤字でも結果的には大きな利益を生み出すことが可能です。

おわりに

このように月収1,000万円という現実離れした数字には、こういったカラクリがあるのです。

この実績を利用し価値のある商品をより多くの人に販売する賢い人もいれば、実績を悪用し粗悪品を騙し売る悪徳業者もいるんですよね。

月収1,000万円という数字に期待しない事です。

その販売者が優良であろうと悪徳であろうと、その実績はあくまでもその販売者の実績であり、その人の商品を買えば簡単に自分も月収1,000万円を稼げるわけではありません。あくまでもパフォーマンス用の数字なんですよね。

もちろん、月収1,000万円をうたう商品の全てを疑えということではありません。実際、マーケティング業界権威ダン・ケネディの商品でもそういったものがあります。しかし、それは半年、1年といった長い期間厳しい鍛錬に耐えることが前提になっているんですよね。

つまり、月収1,000万円を期待するのであれば、相応の覚悟が必要だということです。

「甘い話は無い」と心得ましょう。

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