あなたはWordpressテンプレート『賢威』を知っていますか?
『賢威』は2007年に発売され、11,500人以上が利用している人気テンプレートです。
また、上場企業、中小企業、アフィリエイターなど人を問わず利用されていて、バージョンアップも重ねているので一定の信用がある商品だと言えます。実力派アフィリエイターの多くも推薦してもいますね。
あとは業界では超有名なイベント『CSS Nite』に登壇したり、超有名な写真素材サイト『ぱくたそ』とコラボしてたりするので、安心・安全です。
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しかし・・・。
「あまり、効果が出なかった・・・」
「むしろ、アクセスが減った・・・」
という声も少なくありません。
そういった言葉は本当なのか?
何故こういった評価が付いてしまっているのか?
その謎を解明していきます。
この記事の目次
『賢威』は記事の価値を100%に引き上げるツール
近年グーグルはテクニカルな部分よりもコンテンツを重視(コンテンツSEO)するようになっているんですよね。なので、いくらHTMLの構造を最適化しようと、記事本来の価値を上回るわけでは無いんですよね。
『賢威』はあくまでも記事の価値を100%に引き上げるツールなんです。
つまり、記事の潜在能力が500なら、標準テンプレートだと400しか出せないところを、『賢威』なら500付近まで引き上げることが出来るということです。
逆に、記事の潜在能力が50しかなければ、標準テンプレートを使って40、『賢威』を使って50、つまりたったの10しか増えないんですよね。
なので、楽して検索上位表示を考えている人が使っても大した効果は得られません。『賢威』は頑張っている人を後押しするツールなんです。
『賢威』は既に上位表示されている人ほど効果が大きい
さきほど、「期待するほどの効果は得られない」と言いましたが例外があります。ある条件を満たしている人であれば絶大な効果が得られるんです。
その条件とは、既に検索上位に表示されていることです。
どういうことかというと、掲載順位が上位であればあるほど、順位間のアクセス数に大きな開きがあるということなんです。分かり難いですよね・・・。
例えば、1位に掲載された時は1000PVあるとする場合、
- 2位・・・600PV
- 3位・・・300PV
- 4位・・・150PV
- 5位・・・100PV
- 6位・・・70PV
- 7位・・・50PV
- 8位・・・35PV
- 9位・・・25PV
- 10位・・・20PV
といった具合に上位ほど順位間のPV差が大きく、下位になるほど差が無くなっていくんです。
つまり。
掲載順位2位、3位の人が『賢威』を使って順位を1つ、2つ上げるだけで、アクセス数は倍増するということです。
逆に、掲載順位11位以下(2ページ目以降)に掲載されている人が、順位を1つ、2つ増やしたところで誤差レベルでしかないということなんです。
「では、現時点の掲載順位が低い場合、『賢威』を購入する意味は無いのか?」と言うと、そうとも限らないんですよね。
むしろメインは280ページにも及ぶSEOマニュアルと、39,647件のデータが蓄積されたサポートフォーラム
これまで述べてきたように、『賢威』は情報商材業界でありがちな「楽して稼ぐ系」商材では無いんですよね。頑張っている人をサポートする為のツールなんです。
そういう頑張っている人にとっては『賢威』テンプレート本体よりも、同梱されている分厚いSEOマニュアルと、活気のあるサポートフォーラム利用権のほうがメインとなり得るのではないでしょうか?
あくまでも『賢威』テンプレートを使って改善されるのは枠組み部分なんですよね。
つまり、それ以外の部分のSEO(記事本体に関わる部分など)はユーザー自身で行う必要があり、その為に活用出来るのが同梱されているマニュアルやサポートフォーラムなんです。
膨大なSEOマニュアルの目次の一部を引用します。
- リンクポピュラリティを高める6つのリンク形態
- 人工的なリンクとペンギンアップデート
- 急激に増えている「有料リンク」への警告
- オーガニックな被リンクが生まれる流れ
- 今、なぜ「まとめ記事」が人気なのか?
- まとめ記事をつくるより、まとめられることを意識する
どうでしょうか?
ここまで読んでくれたあなたはきっと勉強熱心なはずなので、これらの項目に興味をそそられるはずです。マニュアル目次一覧は以下の『賢威』の商品ページで確認出来るので興味があれば確認してみてください。
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おわりに
というように、『賢威』は甘い考えの人には適さない商品ですが、向上心があり勉強熱心な人にとってはなかなか良い商品だと思います。
単純にSEO対策が施されたWordpressテンプレートが欲しかったら、『賢威』でなくても無料で色々と配布されているので(例えば、このブログでも利用しているENJIさんのスティンガーなど)、それを使うのも良いでしょう(もちろん、それらも記事の潜在能力を引き上げる為のものだということをお忘れなく)。
ちなみに、何故私がこのブログで『賢威』を使わずスティンガーを使っているのか? それは先ほども言ったように、元々の掲載順位が低い為、『賢威』の恩恵を受けられないからです。もう少しコンテンツを充実させてから『賢威』に乗り換えようと思います。
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