SEO対策に凝り始めると『キーワード出現率』という課題に直面するかと思います、しかしこれは過去の産物であり、現在では全くと言って良いほど意味がありません。
「本当かよ」と思われる人もいるでしょうから、これについて具体例を挙げながら解説していきます。
この記事の目次
SEOキーワードの出現率には意味が無い理由
検索キーワードの出現率はSEOにおいてほとんど意味がありません。
理由は簡単、検索キーワードの出現率どころか検索キーワードを一文字も含まないページが上位表示されるという事実があるからです。
「そんなページあるの?」という方の為に具体例を挙げましょう。
このページは私が運営している別サイトで投稿した『Watch Dogs 2』というゲームのレビュー記事ですが、『Watch dogs2 口コミ』という検索キーワードで1位を取っています。一応キャプチャーも載せておきますね。
先ほど、『Watch dogs2 口コミ』という検索キーワードで1位と言いましたが、このページには1つも『口コミ』という単語が含まれていないんですよね。それでも1位に表示されているのです。
なお、私もキーワードの出現率にこだわっていた時期がありましたが、その対策は全くと言って良いほど効果がありませんでした…_(:3 」∠)_
これで検索キーワードの出現率がSEOにとって無意味だとお分かり頂けたかと思います。
それでは一体、Googleは何を基準に順位を決めているのでしょうか?
SEOにおいて最も重要なのは『検索意図』に沿った記事を書くこと
上位表示する為にはキーワードの出現率ではなく、ユーザーの『検索意図』を理解し、それに沿った記事を書くことです。
理由は検索意図に沿った内容であればキーワードを含まなくても上位表示されるからです。
具体例を挙げると、先ほど紹介した『Watch Dogs 2』の記事がまさにそれです。
ユーザーは単語を求めているわけではない
『Watch dogs2 口コミ』という検索キーワードで検索するユーザーの『検索意図』は何なのか考えてみてください。
ユーザーは『口コミ』という単語が書かれた記事が読みたいわけではなく、『Watch dogs 2 をプレイした感想』を知りたいわけです。
つまり、『Watch dogs2 口コミ』の検索意図は『Watch dogs2をプレイした感想・レビューを知りたい』なので、『口コミ』という単語が一文字も含まれていなくても、私が書いたレビュー記事は1位に表示されたという事なんです。
ただし、タイトルや大見出しには検索キーワードを含めた方が良い
キーワード出現率に意味はない事、1つも検索キーワードが含まれてなくても上位表示されるという事を説明してきたわけですが、タイトルや大見出しには検索キーワードを含めることをオススメします。
なぜなら、ユーザーの目印になりアクセス数増加に繋がるからです。
先ほどの『Watch Dogs 2』のようなケースであれば、『口コミ』というキーワードが含まれていなくても、記事のタイトルで『口コミ』に関係ありそうな内容だと分かるので含める必要はないですが、もし記事のタイトルが『Watch Dogs 2 を購入しました』ならどうでしょうか?
このタイトルでは感想・レビューが書かれているとは普通は思わないですよね。本文に濃密なレビューが書かれていたとしても、タイトルで伝わらなければクリックされないのです。
必ずしもピンポイントで検索キーワードを含める必要はありませんが、ユーザーが記事の内容を把握できるキーワードを入れましょうということです。
まとめ
それではまとめます。
- キーワード出現率は意味が無い
- 検索キーワードを1つも含まないページが上位表示されてる事実
- ユーザーの検索意図に沿ったページが上位表示される
- 目印となるのでタイトルや大見出しには検索キーワードを入れた方が良い
こんな感じですね。
これからの時代「いかにユーザーの検索意図を沿ったコンテンツを作れるか」がカギです。小手先のテクニックはもはや通用しません。お互い頑張りましょう!
なお、『検索意図』についてもう少し深く知りたいという方は『沈黙のWebライティング』がオススメです。コミック形式で書かれていて初心者でもすんなり理解出来るハズです。
この記事が役に立ったという方はシェアして頂けると嬉しいです!
コメント