「デザインはSEOに関係無し」と考えが大きな間違いである理由

アフィリエイターに多いのが「デザインなんてSEOに関係無いんだからテキトーでいいっしょ。」という考え。これは大きな間違いです。デザインはSEOに大きく影響します。

なぜだと思いますか?

というわけで今回は『デザインがSEOに大きく影響する理由』についてお話しします。

今はコンテンツの質がSEOの評価基準である

近年、GoogleはSEOの評価基準を従来の『被リンクやキーワード出現率』から『コンテンツの質』に変更したのはご存知かと思います。いわゆる『コンテンツSEO』というものですね。純粋にコンテンツの質が評価されるようになったのはコンテンツ制作者にとって喜ばしい事です。

デザインがコンテンツの説得力を高める

『コンテンツ』と聞くとテキストにばかり関心が行きがちですが、デザインもコンテンツの一部なんです。

デザインの良し悪しによってテキストが補強されたり、逆に価値を下げたりすることもあります。

例えば、ビジネスマンが読むような硬い文章をコンテンツとする場合、ポップで可愛らしいデザインだったら説得力が無くなりますよね?おそらく全く見向きもされないでしょう。この場合は、硬い文章に合わせ硬く大人っぽいデザインにすると文章に説得力が生まれます。

もう一つ分かり易い例を挙げましょう。一流のデザイナーを名乗る人が無料ブログのチープなデザインを利用していたら「本当に一流のデザイナーなの?」と思ってしまいますよね。逆に一流のデザインのサイトなら「流石デザイナー!」となります。

「デザインなんてどうでもいいでしょ」と考えていた人もその大切さが分かってきたのではないでしょうか?

目を引くデザインでユーザーを引き留める

GoogleはSEOの評価基準の一つに『ページ滞在時間』を挙げています。このページ滞在時間を増やすこともデザインが関係してきます。

ブログやまとめサイトで使われているキービジュアル(記事冒頭や途中に使われている大きな画像)もいわばデザインの一部です。キービジュアルが興味深い画像(例えばすごく美人な女性やイケメンとか)だったらじっくり見てしまいますよね。つまり滞在時間が増えるわけです。

記事と無関係な画像でもユーザーを引き留める事は可能ですが、あまりやり過ぎると「信用が無いサイトだ」とユーザーに判断され逆効果になるので注意しましょう。

使い勝手もデザインのうち

デザインはビジュアルに限った話ではありません。使いやすさや見やすさもデザインです。

例えば、文字の行間がギッチリ詰まっていたり、改行が全くされていない文章は非常に読みにくいです。また、配色が派手で目が疲れるようなデザインなんかもそうですね。実はこれもSEOに影響します。

文字の読みやすさはユーザーのストレスに影響するわけです。ストレスが溜まるサイトに長く留まろうとは思いませんよね? つまり先ほども説明したページ滞在時間の減少に繋がりSEOに悪影響を及ぼすという事なのです。

デザインを最適化してSEOの効果を高めよう

デザインにはある程度センスが求められます。予算があるならプロに依頼をするのが一番ですが、ある程度は自分で最適化する事も可能です。

例えば、『文字の読みやすさ』だったり『目が疲れない配色』は実際に自分で読んでみれば何となくは分かるはずです。分からないなら家族や友人なんかに感想を聞くのも良いと思います。出来る事から始めてみましょう。

アフィリエイターの目的はコンバージョンであることを忘れてはいけない

SEOも大切ですがアフィリエイターの目標はコンバージョン、成約する事ですよね?

最もコンバージョンを増やすのに手っ取り早いのは、『コンバージョンを取りやすいキーワードを狙うこと』です。要するに商品を購入する意思が固まっている人を対象にするということです。『最後の一押し』をしてあげれば良いだけなので簡単に成約に結び付きます。

もう一つは『ユーザーの心理を操ることでコンバージョン率を高める』というものです。これはテレビでも有名なメンタリストDaigoがやっている手法ですね。彼のようにリアルタイムで心理を操るのは非常に高度なスキルを必要としますが、サイトやブログ上ならじっくり策を練ることができるのでハードルはグッと下がります。むしろ簡単です。『先人の知恵を真似れば良いだけ』ですからね。

当サイトで何度か紹介していますが、『先人の知恵』は現代広告の心理技術101に書かれています。洋書の日本語訳書ですが物凄く分かり易く実用的なのでオススメです。「そこそこ集客できてるはずなのにコンバージョンしない…」と悩んでいる人は読んでみてください。少し高い書籍ですが、何倍ものリターンが生まれるのでぜひ手に取ってみてください。

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